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2019.03.23

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVII ビゼー:歌劇「カルメン」東京公演 出演者変更のお知らせ

 小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVII ビゼー:歌劇「カルメン」東京公演にご来場頂く皆様に、出演者変更のお知らせがございます。
 塾長/音楽監督を務める小澤征爾は、当初、京都公演と同様、第1幕「序曲」の指揮を予定しておりましたが、3月15日(金)・17日(日)の京都公演後、体調を崩し、病院で精密検査を行った結果、急性気管支炎であることがわかりました。主治医から2~3日の入院治療が必要との診断を受け、都内病院に入院し、苦渋の決断でしたが、21日(木・祝)横須賀公演を降板しました。その後、気管支炎の症状は改善し、東京公演での指揮を目指し回復に努めましたが、現時点で指揮を務めるまでの充分な体力が回復しておらず、大事をとって、東京公演も降板するという結論となりました。小澤征爾の指揮を楽しみにして下さっていたお客様には大変申し訳ございません。小澤が指揮を予定していた第1幕「序曲」含め、公演全幕はクリスティアン・アルミンクが指揮を務めます。
 本公演を迎えるまでの約3週間に渡り、小澤征爾塾長、全幕を指揮するクリスティアン・アルミンク、オーケストラ、世界で活躍する歌手たち、スタッフが一緒になってリハーサルと準備を重ねてきました。特にオーディションを経て選ばれた、期待の若手演奏家たちで結成された塾オーケストラの指導に、小澤征爾塾長は連日、全力で当たってまいりました。
小澤征爾音楽塾の今年度の公演は、東京公演を持って千秋楽となります。皆様に公演をお楽しみいただけますよう、出演者、塾生一同、精一杯臨んでまいります。どうぞよろしくお願い致します。

2019年3月23日(土)
小澤征爾音楽塾
(株)ヴェローザ・ジャパン

「若いオーケストラのみんなが、どんどん成長しながら、一流の演出家、歌手たち、合唱、先生たち、スタッフと一緒に素晴らしい舞台を創り上げていく姿を見ていて、僕も指揮がしたくて、したくてたまりませんが、今は大事をとることにしました。みなさんほんとうに申し訳ありません。」
小澤征爾

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