小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXXI 2025年 演目発表!「椿姫」
小澤征爾音楽塾 2025年春の公演演目が決定いたしましたので、お知らせします。
オペラ・プロジェクト21回目となる演目は、屈指の人気を誇るヴェルディ作曲の歌劇「椿姫」。アレクサンドル・デュマ・フィスの原作を基に、19世紀のパリの華やかな社交界に生きる高級娼婦ヴィオレッタの愛と哀しい運命を、ヴェルディが美しい抒情的な旋律で描き出しました。有名な「乾杯の歌」をはじめ、「ああ、そはかの人か~花から花へ」など、名アリアがふんだんに散りばめられ、まさにオペラ史に燦然と輝く傑作として世界中で最も上演されているオペラの一つです。本作を、小澤征爾音楽塾で取り上げるのは今回が初めてのことになります。
指揮は、小澤征爾音楽塾首席指揮者のディエゴ・マテウス。演出はデイヴィッド・ニース、装置・衣裳デザインはロバート・パージオーラ。ヴィオレッタ役を務めるのは、同役で定評のあるアルメニア出身のソプラノ ニーナ・ミナシアン、アルフレード役に躍進中の中国系オーストラリア人のテノール カン・ワン、その父ジェルモンに現代を代表するヴェルディ・バリトンの一人、アメリカ出身のクイン・ケルシーを配します。
なお、小澤征爾音楽塾では創立者/永久音楽監督として小澤征爾の名を残し、その精神を継承します。2025年の公演もどうぞご期待ください。
チケット料金、発売日等詳細は後日発表いたします。
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXXI
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
ROHM CLASSIC SPECIAL
[全3幕]原語(イタリア語)上演/字幕付
2025年3月14日(金)、3月16日(日) ロームシアター京都 メインホール
2025年3月20日(木・祝)、3月22日(土) 東京文化会館 大ホール
ヴィオレッタ・ヴァレリー役:ニーナ・ミナシアン
アルフレード・ジェルモン役:カン・ワン
ジョルジョ・ジェルモン役:クイン・ケルシー
ほか
創設者/永久音楽監督:小澤征爾
指揮:ディエゴ・マテウス(小澤征爾音楽塾首席指揮者)
演出:デイヴィッド・ニース
装置・衣裳:ロバート・パージオーラ
管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
主催:小澤征爾音楽塾/ヴェローザ・ジャパン
京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)(京都公演)
共催:公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
協賛:ローム株式会社
企画・制作:ヴェローザ・ジャパン