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2024.10.01

2025年公演「椿姫」 公演詳細発表/11月16日(土)チケット発売開始!

2025年3月に、京都・東京の2都市で開催する小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXXI ヴェルディ:歌劇「椿姫」公演詳細及び、チケット情報が決定いたしました。

21回目を迎える2025年のオペラ・プロジェクトで取り上げるヴェルディ作曲の不朽の名作「椿姫」は、パリの華やかな社交界に生きるヴィオレッタと若き青年アルフレードの、愛と哀しい運命を描いた物語。「乾杯の歌」、「ああ、そはかの人か~花から花へ」など名曲がふんだんに散りばめられ、まさにオペラ史に燦然と輝く最高傑作のひとつです。

指揮を務めるのは、小澤征爾音楽塾首席指揮者のディエゴ・マテウス。「椿姫」が初演されたイタリア・フェニーチェ歌劇場の首席指揮者をかつて務め、この作品を数多く指揮してきた経験を持っています。演奏は、日本をはじめアジア各国からオーディションを経て選出され、原田禎夫副塾長、サイトウ・キネン・オーケストラメンバーらの熱い指導を受けて大きく成長する小澤征爾音楽塾オーケストラが務めます。演出は、小澤征爾音楽塾アーティスティック・ディレクターのデイヴィッド・ニース、装置および衣裳デザインはロバート・パージオーラによる新制作でお届けします。両者ともに名匠フランコ・ゼッフィレッリの薫陶を受け、これまでもこのコンビで数々の作品を世に送り出しています。

ヴィオレッタ役に、欧州各地の歌劇場で活躍し、同役で高く評価されるアルメニア出身のソプラノ、ニーナ・ミナシアンを迎え、アルフレード役には躍進中の中国系オーストラリア人テノール、カン・ワンが務めます。そしてジェルモン役には、現代を代表するヴェルディ・バリトンの一人であるアメリカ出身のクイン・ケルシーが登場します。サイトウ・キネン・フェスティバル松本での「利口な女狐の物語」(2008)の森番役、「ファルスタッフ」(2014)のタイトルロールでの好演をご記憶の方もいるはず。フローラ役にメーガン・マリノ、ガストン役にマーティン・バカリ、さらにこれまで小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトでソリストやカヴァーキャストとして参加している牧野真由美井出壮志朗町英和河野鉄平が脇を固めます。また、小澤征爾音楽塾初めての試みとして、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で合唱指揮を長年務めたドナルド・パルンボを招聘し、このプロジェクトの教育的側面を合唱についても充実を図ります。

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトが満を持して贈る「椿姫」の新制作上演に、どうぞご期待ください。

京都・東京公演のチケットは、2024年11月16日(土)より発売開始。それぞれS席~C席をご用意しました。また、人気のU25チケット(25歳以下の方が対象:3,000円)U39チケット(39歳以下の方が対象:10,000円)に加えて、今回初めて「おとな+こども いっしょにオペラ券」を発売します。おとなとこども(小学校1年生〜中学校3年生)が並んで鑑賞できるお得なセット券。オペラという舞台芸術をより幅広い年齢層に体験していただくためにご用意した特別なチケットです。いずれも枚数限定で販売いたします。

また、毎年ロームシアター京都で開催される「子どものためのオペラ」公演(入場無料・一般公開なし)を、今回は東京でも開催いたします。

詳細は「公演情報」ページをご覧ください。

公演情報掲載のリーフレットはこちら>>>

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